(背景:港) [ラーチェル](右) まあ! 美味しいですわ この砂糖菓子。▼ まったりしているけどしつこくなく 上品だけれど淡白ではありませんわ。▼ [ドズラ](右端) ガハハ! まったくですなラーチェル様!▼ (エイリーク、左に現れる) [エイリーク] あなたは・・・▼ [ラーチェル] まあ! あなたは▼ [エイリーク] 以前 お会いしましたね。▼ 魔物と出会った時 お連れの方と一緒に現れた・・・▼ 確かラーチェルさんでしたか。▼ [ラーチェル] こんなところでまたお会いできるなんて。▼ きっとこれも神のお導きですわね。▼ (右:ドズラ>レナック) [レナック] って言うより ついてなかったってのが 正しいんじゃ・・・▼ [ラーチェル] そうそう。 このお菓子なかなかいけますわよ。▼ お一ついかが?▼ [エイリーク] あ ありがとうございます・・・▼ いえそうではなく。▼ 実は私たち ロストン聖教国へ 急ぐ旅の途中なのです。▼ それで ロストンへ渡る 船を探しているのですが・・・▼ [ラーチェル] まあ でも 船は出ませんわよ。▼ [エイリーク] え・・・?▼ [ラーチェル] わたくしもちょうど ロストンへ帰るところでしたの。▼ わたくし 実は この街の有力者に顔がききますから▼ 先ほどその者をここに呼び出し 豪華客船を 手配するよう命じていたのですわ。▼ [ラーチェル] でも 今はどの客船も商船も 恐がって船を出そうとしませんのよ。▼ なんでも海に巨大な幽霊船が現れ 次々と船を沈めてしまうんだとか・・・▼ わたくしがそこに行けば たちどころに その魔物を成敗してさしあげるのに・・・▼ 残念ですわ。▼ [エイリーク] そうなのですか・・・▼ 困りました。どうしてもロストンに 急がねばならないのですが・・・▼ [ラーチェル] 心配いりませんわ。▼ 海がだめなら 陸路を歩けばよいのですから。▼ [エイリーク] 陸路 ですか。▼ ですがそれは 大変遠回りな旅に なってしまうと聞きましたが・・・▼ [ラーチェル] ええ でもそれが良いのです。 これは神の与えたもうた試練ですわ。▼ 来るべき時 巨大な邪悪に 立ち向かうために・・・▼ 今はまず足をきたえよ ラーチェル。 そう神は仰っているに違いありませんわ。▼ わかりましたわ 神よ。▼ あなたの忠実なるしもべラーチェルは この試練 見事乗り越えてみせますわ!▼ [レナック] いや あんたはそれで やり遂げた気分かもしれませんけどね・・・▼ [ラーチェル] さ 行きますわよ ドズラ レナック!▼ しっかりついてきなさい!▼ (右:ラーチェル>ドズラ) [ドズラ] ガハハ! お待ちをラーチェル様!▼ さあレナックよ 全力で走るぞ!▼ 誰が初めに力尽きて倒れるか 勝負じゃ!▼ (ドズラ、消える) [レナック] あ〜〜・・・ もう何がなんなんだかなあ・・・▼ (マップ:ラーチェル、ドズラ、レナック消える) [エイリーク](右) ・・・あの ゼト。もしかして。▼ あちらはフレリア・・・ ロストンとは逆方向ではないでしょうか?▼ [ゼト] ・・・エイリーク様が お気になさる必要はないかと。▼ それより 我々はどうすべきか 考えねばなりません。▼ 陸路はかなりの長旅になります。▼ 他に手段がない場合は 致し方ありませんが・・・▼ [エイリーク] そうですね。 どうしましょうか・・・▼